【中学受験】読解力と正解力は別物

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保護者の方からよくいただくご相談の中に、
「うちの子は本を読むのは好きなんですが、テストになると、読解問題が全然正解できないんです」
といったものがあります。

ここで気をつけなければいけないのが、
文章を読む力(読解力)と問題を解く力(正解力)は別物ということ。

文章を読む力の中には、
お話の流れを理解して、
「この時の登場人物はこんな気持ちなんだろうな」とか、
「筆者の主張はこうだけど自分だったらこう考えるな」など、
想像したり思考したりする力が含まれます。

一方で問題を解く力というのは、
そういった自分なりの想像や意見をいったん横において、
「文章中の言葉」を入試国語的な「型」にパズルのようにはめ込んでいける力なのです。
鶴と来たら亀…とか、山と言ったら川…のようなパターンが入試問題には存在していて、
それを繰り返しトレーニングしていくことが大切なのです。

もちろん、いつも
「涙をながした」=「悲しい」
というようなワンパターンで問題が解けるわけではありません。
その涙は悔し涙かも知れないし、嬉し涙かも知れない。
それは「涙」という要素に、
「場面」や「情景」、人物の「表情」や「動作」など、様々な要素を掛け合わせて、読み解いていくわけです。

それでも、そこにはパターンが存在していて、
極端な言い方をすれば、
本を読んだりするのが苦手だとしても、
トレーニングによって読解問題の点数を上げることは十分に可能なのです。