【高校受験】意味よりも形を優先して考える

英語のテストで点数がとれない生徒は、
問題をセンスで解こうとします。
不思議なことに英語が苦手な生徒ほどその傾向が強い。

もちろんセンスで解いて○がもらえれば良いわけですが、
センスには個人差があります。
そして英語のテストで点数がとれない生徒はこの「センス」が鈍かったりするわけで…
つまり英語はセンスに頼ってしまうと、なかなか点数をあげにくい教科だと僕は考えています。

では、ここでいうセンスとは何か。
「型や文法よりも、なんとなくのイメージや自分の勘をあてにすること」をセンスと呼んでいます。

「この単語はこんな感じの意味だったよなー」とか
「この英文はこんなニュアンスで訳せばいいんじゃないかなー」などといった思考は、センスによるものだと考えています。

当然、単語の意味とか慣用表現とか覚えるべきものはしっかりと覚えなければなりません。
でも結局、テストで点がとれない生徒というのは、覚えた単語や熟語をどう使うか…ということが曖昧になっているケースが多いのです。

そこで形が大事になってくるわけですが、
例えば次のような問題があるとします。

次の( )に当てはまるものを選びなさい。
I was surprised to ( ) the news.
A. heard B. hear C. listened D. listen

この場合の答えはBになるわけですが、
単に…surprised to hear…というフレーズを聞いたことがあるからという理由でBを選んではいけないと思います。

例えば僕は、授業では次のように解説します。

listenはlisten to~という形で「~を聞く」という意味になるな。
( )の後ろにtoがないから、listenという単語は使えないな。→C、Dは×
( )の前にtoがあるな。
このtoが前置詞ならそのあとは名詞、不定詞なら動詞の原形。
選択肢に名詞の形はないから、このtoは不定詞のtoだな。→Bが正解

こんな風に理屈(形)で英語をとらえていくと、英語に対する理解が深まるのはもちろんですが、ミスが圧倒的に少なくなります。

面倒だと思うかも知れませんが、
そこは急がば回れ
地道な努力こそが、確実に力を伸ばしていくのだと思います。