【中学受験】長文記述は20文字で1要素

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先日、「国語の記述問題が苦手」という小6の生徒に個別指導をする機会がありました。

この生徒の場合、
「…はどのようなことですか」という問いに対して「~こと」と答えたり、
「…はなぜですか」という問いに対して「~から」と答えたりするような型は理解できていました。

そのため20字以内くらいの短文記述であれば、意外とあっさり答えを書くことができました。

ところが、「…について40字以内で答えなさい」「…について60字以内で答えなさい」といった少し長めの記述になると、途端に書いてあることが支離滅裂に…。
文章や設問の内容が全くわかっていないというよりは、
何を答えたらよいのかが分からず困っているようでした。

そこで僕がその生徒に伝えたことは2つ。

①制限字数の8割埋まればok
②長文記述は20字で1要素

①その生徒は制限字数を意識するあまりに
「解答用紙のマスをできるだけ埋めなくては!」と思い込んでいました。
なんとかマスを埋めようと本文中から色々な情報をとってくる。
そうするとせっかく一生懸命解答用紙を埋めても、結果的に×になってしまうんですね。
一般的に字数制限のある記述問題は、
指定された文字数の8割以上が書かれていれば大丈夫。
何を聞かれているのかを正しく読み取って、できるだけシンプルに解答をまとめることが大切なんです。

②解答をまとめるとなったときに、何をどんな風にまとめるか…という問題が出てきます。僕がよく生徒に話すのは、制限字数の中でいくつの要素(ポイント)を書くかということ。

「…について40字以内で答えなさい」という問題があったら、
・まず本文中から「…について」書かれている箇所を探す。

・該当箇所に書かれているポイントを2つ見つける

・解答を作る

大切なのは40字という字数が指定されていたら40÷20=2(つのポイントがある)、60字という字数が指定されていたら60÷20=3(つのポイントがある)ということを生徒に意識させて問題を解かせるということです。

特に②は、めちゃめちゃ国語ができないわけではないけど、あるところで伸び悩んでいる生徒には有効なポイントです。
「この問題には○つのポイントがある」と意識しながら文章を読むことによって、
結果的に読解力も上がっていくように感じています。